賤ヶ岳(約422m)を一つ隔てた琵琶湖の北にあります。面積約1.8平方キロメートル・周囲約6.4km、水深13m、三方を山で囲まれた断層盆地にあって、琵琶湖との水面落差が49m近くあります。古くは、琵琶湖を大江(をおうみ)、余呉湖を伊香(いか)の小江(をうみ)と称し、天女の羽衣や龍神・菊石姫の伝説が残る神秘の湖です。静寂な佇まいが美しく、湖面が穏やかなことから別名「鏡湖」とも呼ばれます。
余呉湖と琵琶湖にのみ棲息する特産物・イワトコナマズをはじめ、ワカサギ、フナ、コイ、ウナギ、ナマズなど魚類も多くいます。冬はワカサギ釣りで賑わい、水鳥も飛来します。
湖畔には、遊歩道などの施設が完備され、余呉駅ではレンタサイクルも利用できます。


